入れ歯
入れ歯治療は「入れ歯が出来上がったから終わり」ではありません。患者さんに長く快適に入れ歯を使い続けていただけるよう、そして、もしも他の歯を失ってしまった場合にも素早く最善の治療が行えるよう、当院では将来を見据えた入れ歯治療を行うことを目指しております。
また、高い技術を持った歯科技工所に入れ歯の作製をお願いすることで、よりしっかり噛めて快適にお使いいただける入れ歯をご提供いたします。
快適な入れ歯を
入れ歯とは「違和感があるもの」「痛みがあるもの」「ちゃんと噛めないもの」このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、きちんと患者さんに適した入れ歯ならば、このようなことは起こらず、違和感も痛みもなく、しっかりと食べ物を噛むことが出来ます。
ですが、お口の中の環境というのは気づかないうちに日々変化していっています。そのため、入れ歯を使い続けて行く中で、お口に合わなくなってしまうことがあるのです。
このようなことが起こった時には、お使いの入れ歯を調整・修理することで使い心地を取り戻すことが出来ます。
お口に合わない入れ歯をいつまでも我慢して使い続けることは、噛み合わせの乱れによる全身の不調を引き起こす原因となります。今お使いの入れ歯が「痛い」「噛みにくい」と感じたら、なるべく早めに当院までお越しください。
入れ歯のメリット・デメリット
入れ歯は取り外し可能で、健康な歯に金具を引っ掛けて固定して装着します。安定しないことがあります。
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メリット
- 保険が適用されます。(適用外の場合もあります)
- 取り外し可能でお手入れが簡単です。
- 健康な歯を削らずに治療出来ます(削る代わりにバネを使い固定することがあります)
- ブリッジでは対応出来ない大きな欠損も治療出来ます。
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デメリット
- 取り外してお手入れする必要があります。
- 食べ物が挟まったり、口の中が不衛生な状態になりやすくなります。
- 健康な人に比べて噛む力が30〜40%ほどになります。
- 動きやすく、痛みが出ることがあります。
- 違和感を感じることがあります。
- 発音しにくくなることがあります。
- バネが隣の歯に負担をかけます。
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費用
使う材料によって保険適用のものと自由治療のものがあります。自由治療の場合は高額となることもあります。
入れ歯の種類
総入れ歯
総入れ歯(総義歯)での治療は、歯が1本も残っていないという場合に行います。
保険適用の総入れ歯はプラスチックのもののみとなりますが、自由診療の総入れ歯には様々な種類があり、患者さんの症状やご希望に合わせたものをご提案させていただきます。
入れ歯の歯茎部分の素材についても、患者さんのお口に合った色味をお選びいただくことが可能で、高い審美性を兼ね備えた、違和感のない、見た目のいい入れ歯を作ることが可能となります。
部分入れ歯
歯が抜けてしまい、ブリッジ適用とならない場合には部分入れ歯で治療します。患者さん一人ひとりに合わせた入れ歯をご提案させていただきます。
部分入れ歯も総入れ歯と同様に、保険適応のものと自費診療のものがあります。
自由診療の入れ歯
種類 | 保障期間 | 金額(税別) |
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コバルトクロム 金属なので壊れにくく、薄くて軽いので違和感が少ないのが特徴です。熱伝導性に優れ、食事がより楽しめます。 |
3年 | 180,000円~ |
スマイルデンチャー やわらかい素材でできており、バネに金属を使わない為、目立ちません。 |
2年 | 120,000円~ |
マグネットデンチャー 安定性にすぐれており、入れ歯のバネが見えないので、見た目もすっきりしています。 |
3年 |
35,000円~ |
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