審美歯科の治療費用はいくら?保険の適用や医療費控除の対象になるかも

歯科コラム 2026年07月17日(金)

こんにちは。横浜市泉区「立場駅」より徒歩1分にある歯医者「立場駅前歯医者・矯正歯科」です。

審美歯科治療で綺麗になった歯

口元の印象は、笑顔や会話をする際の見た目に大きく関わります。歯の色や形、歯並びを整えたいと考え、審美歯科での治療を検討する方も少なくありません。

なかには「どのような治療があるのか」「費用はどのくらいかかるのか」「保険適用の対象になるのか」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

審美歯科には複数の治療方法があり、それぞれ治療内容や目的、費用が異なります。そのため、治療を始める前に内容や費用の目安を理解することが大切です。

この記事では、審美歯科で行われる主な治療内容とそれぞれの費用相場、保険適用の有無、医療費控除について解説します。

審美歯科とは

審美歯科とは?

審美歯科は、歯や口元の見た目だけではなく、噛み合わせや口腔機能との調和にも配慮しながら治療を行う歯科医療の分野です。

歯の色を白くするホワイトニングや、セラミック素材の詰め物・被せ物を使用するセラミック治療、歯並びを整える矯正治療などが代表的な治療として挙げられます。

治療を始める前には口腔内全体の状態を確認し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。虫歯や歯周病がある場合は、これらの治療を先に行ってから審美歯科治療へ進むことが一般的です。

また、審美歯科では天然歯との調和を重視します。歯の色だけでなく、歯の形や大きさ、歯ぐきとのバランスなども考慮し、口元全体が自然に見えるよう治療を進めます。

治療内容によっては歯を削る処置が必要になる場合もあります。そのため、治療の目的や方法、期待できる効果に加え、注意点についても十分な説明を受け、内容を理解したうえで治療を選択することが大切です。

審美歯科の費用

審美歯科の費用

審美歯科にはさまざまな治療方法があり、選択する治療によって費用は大きく異なります。ここでは、代表的な治療法ごとの費用相場をご紹介します。

ホワイトニング

ホワイトニングは、専用の薬剤を使用して歯を白くする審美歯科の処置です。歯を削ることなく歯の色調を明るくすることを目的として行われます。

施術方法は、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、それらを組み合わせたデュアルホワイトニングの3種類があります。以下にそれぞれの特徴と費用について解説します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師、または歯科医師の指示のもと歯科衛生士が行う処置です。高濃度のホワイトニング剤を歯に塗布し、専用の光を照射して歯を白くします。

1回の施術でも歯の色調の変化がみられる場合があり、結婚式や写真撮影など、口元をきれいに見せたい予定がある方にも選択されています。

ただし、歯の色や目標とする白さによっては、複数回の施術が必要になることがあります。費用相場は施術範囲や使用する薬剤などによって異なりますが、1回あたり1万5,000円〜5万円程度です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースと専用のホワイトニングジェルを使用して行う方法です。歯科医院で口腔内の型取りを行い、一人ひとりの歯列に合わせたマウスピースを作製します。

マウスピースにホワイトニングジェルを入れ、歯科医師の指示に従って一定時間装着します。数週間かけて徐々に歯を白くしていく方法で、自宅で生活スタイルに合わせながら進められます。

費用相場は2万円〜5万円程度です。追加のホワイトニングジェルを購入する場合は、その分の費用がかかります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法です。歯科医院でオフィスホワイトニングを行ったあと、自宅でホームホワイトニングを継続します。2つの方法を組み合わせることで、白さが持続しやすいとされています。

両方の方法を組み合わせるため費用は高くなりますが、それぞれの方法の利点を活かしたホワイトニングを行えます。費用相場は5万円〜10万円程度です。

セラミック治療

セラミック治療とは、虫歯の治療後などに使用する詰め物や被せ物に、金属ではなくセラミックを使う方法です。

セラミックは自然な白さと透明感があり、見た目が非常に美しいことから、前歯の治療などで特によく選ばれています。また、金属アレルギーの心配がないこともメリットの一つです。ここでは、セラミック治療の代表的な種類と費用の目安を解説します。

セラミックインレー

セラミックインレーは、虫歯などで歯を削った部分に装着する詰め物です。歯を削った範囲が小さい場合に使用されます。

セラミックは天然歯に近い色調を再現しやすく、周囲の歯になじみやすい素材です。また、金属を使用しないため、口を開けたときも自然な見た目を保ちやすくなります。

費用相場は使用するセラミック素材によって異なりますが、1本あたり4万円〜10万円程度です。

セラミッククラウン

セラミッククラウンは、歯全体を覆う被せ物です。虫歯などで歯を大きく削った場合や、神経の治療後に歯質が大きく失われた歯を保護する目的で装着されます。前歯では色調や透明感なども考慮しながら作製するため、周囲の歯になじみやすい仕上がりを目指せます。

費用相場は1本あたり8万円〜18万円程度です。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削り、その上に薄いセラミックのシェルを貼り付ける治療法です。前歯の色や形、すき間などを整えるのに用いられ、自然な仕上がりが期待できます。歯を大きく削らずに見た目を改善できる点が大きな特徴です。

費用の相場は1本あたり7万〜15万円程度です。

矯正治療

矯正治療は、歯並びや噛み合わせを整える治療です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法があり、歯並びや噛み合わせの状態に応じて治療方法を選択します。治療期間は数か月から数年に及ぶこともあり、定期的な通院が必要です。

費用相場は部分矯正で30万円〜60万円程度、全体矯正で60万円〜150万円程度が目安です。これに加えて、初診相談料や精密検査料、保定装置料、定期的な調整料などが別途必要になる場合があります。

審美歯科の治療に保険は適用される?

審美歯科の治療に保険は適用される?

審美歯科の処置では、保険診療と自由診療の違いを理解しておくことが大切です。

一般的に、見た目の改善を主な目的とする審美歯科の処置は健康保険の対象外となり、自由診療で行われます。ホワイトニングやラミネートベニアのほか、審美性を目的としたセラミック治療の多くは自由診療であり、費用は全額自己負担となります。

治療内容によっては健康保険が適用される場合もありますが、保険診療では使用できる材料や治療できる歯の部位などに一定の条件が設けられています。

また、矯正治療についても、見た目の改善を目的とする場合は自由診療です。

ただし、厚生労働大臣が定める先天性疾患に伴う咬合異常や、顎変形症に対して外科手術を併用する矯正治療など、一定の条件を満たす場合には保険診療の対象となります。

保険診療と自由診療では、使用できる材料や治療方法だけでなく、費用にも違いがあります。治療を検討する際は、内容や費用について十分な説明を受け、納得したうえで選択することが大切です。

審美歯科治療の費用は医療費控除の対象になる?

審美歯科治療の費用は医療費控除の対象になる?

医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで所得控除を受けられる制度です。

審美歯科の処置では、見た目を整えることのみを目的とした処置は、原則として医療費控除の対象外です。例えば、歯を白くすることを目的としたホワイトニングは、一般的に医療費控除の対象になりません。

一方で、噛む機能の回復や口腔機能の改善を目的として行われた治療は、医療費控除の対象となる場合があります。例えば、虫歯や歯の欠損に対してセラミッククラウンを装着した場合でも、治療を目的として行われたものであれば対象となる可能性があるのです。

また、矯正治療についても、子どもの成長に伴う噛み合わせの改善や、口腔機能の回復を目的とした治療は対象となることがあります。

一方で、見た目を整えることのみを目的とした矯正治療は、原則として対象外です。

医療費控除を申告する際には、歯科医院が発行した領収書が必要となるため、捨てずに保管しておきましょう。

まとめ

審美歯科治療で綺麗になった歯

審美歯科には、ホワイトニングやセラミック治療、矯正治療など複数の方法があり、それぞれ費用が異なります。多くは自由診療となりますが、治療内容によっては保険が適用される場合や、治療目的であれば医療費控除の対象となる場合もあります。

費用だけで判断するのではなく、治療方法や使用する材料、期待できる効果、注意点などを十分に理解したうえで選択することが大切です。

審美歯科での治療を検討されている方は、横浜市泉区「立場駅」より徒歩1分にある歯医者「立場駅前歯医者・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、わかりやすい説明と精密でなるべく痛くない治療を提供することを意識しながら、さまざまな診療にあたっています。虫歯・歯周病治療や小児歯科、予防歯科だけでなく、矯正治療などにも力を入れています。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

植田 倫太郎

■この記事の監修者

植田 倫太郎

経歴
  • 平成元年 神奈川歯科大学 卒業
  • 平成4年 神奈川歯科大学大学院 歯科矯正科 修了、歯科矯正基礎研修終了
  • 平成14年 歯科クリニックで、一般歯科・予防歯科・矯正歯科・歯周病・インプラント等の治療を担当する
  • 平成14年8月 マンボウ歯科クリニック 開院
  • 令和3年10月 マンボウ歯科クリニック 閉院
  • 令和3年12月 藤沢SST歯科クリニック 開院
  • 令和5年5月 藤沢SST歯科クリニックを泉区に移転、立場駅前歯医者・矯正歯科クリニックに名称変更
修了研修・学会等
  • 1991 ALEXANDER DISCIPLINEBasis Course、ALEXANDER DISCIPLINE Advanced
  • 1992 ALEXANDER DISCIPLINE Advanced
  • 1992 Multiloop Edgewise Archi-Wire Technic-An Advanced Orthodontic Course、神奈川歯科大学歯科矯正基礎研修修了
  • 1993 Straight Wire,The Concept And Apppliance
  • 2006 Postgraduate course of Periodontics
  • 2008 Clear Aligner Course
  • 2014 Basic Complete Denture、Basic Removable Partial Denture、Drill Bite Taking
  • 2015 Diagno Basic Review Removable Partial Denture、The Surgical Microscope Principle Course、Advanced Micro Endoscopic Technique Training Course
  • 2016 Review Complete Denture
  • 2017 Review Crown Bridge、Caries Management By Risk Assessment
  • 2018 Drill Preparation Crown Basic
  • 2019 infection Control
  • 2020 Prostho Total
  • 2021 Basics of Occlusion RKI guideline
  • 日本矯正歯科会会員
  • 日本歯周病学会会員

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