マウスピース矯正の費用は?治療の流れとそれぞれにかかる費用

歯科コラム 2025年04月11日(金)

こんにちは。横浜市泉区「立場駅」より徒歩1分にある歯医者「立場駅前歯医者・矯正歯科」です。

マウスピースの画像

マウスピース矯正は、近年人気が高まっている歯列矯正の方法の一つです。目立たず快適に治療を受けられる点が魅力的で、需要が増加しています。

しかし、治療費については詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。マウスピース矯正の費用は、治療の進行状況や選択する医院によって異なるため、事前に費用の相場を把握しておくことが大切です。

この記事では、マウスピース矯正の費用について詳しく解説します。

マウスピース矯正の費用

マウスピース矯正の費用のイメージ

マウスピース矯正にかかる費用は、部分矯正の場合20万~50万円ほど、全体矯正の場合80万~120万円ほどが目安です。治療の難易度や期間、矯正装置の種類などによって変動します。

さらに、治療にかかる期間も重要な要素です。治療期間が長引けば、それに伴って通院回数が増え、最終的な総額が高くなることもあります。通常、マウスピース矯正の治療期間は1年から2年程度ですが、患者さまの歯並びの状態や治療に対する反応によって長くなることもあるでしょう。

また、基本的に保険が適用されない自費診療となり、個々のケースに応じて費用は大きく異なります。そのため、実際にいくらかかるかは、初診時に確認するようにしましょう。

マウスピース矯正の流れとそれぞれにかかる費用

マウスピース矯正でレントゲンを撮るイメージ

マウスピース矯正の治療は、いくつかの段階を経て進められます。それぞれの段階でかかる費用を把握しておくことで、治療の流れをスムーズに理解できます。

ここでは、一般的なマウスピース矯正の流れと、それぞれの段階で発生する費用について説明します。

診察・歯型の採取

初診では、歯の状態を確認するための診察やレントゲン撮影、歯型の採取などが行われます。診察やレントゲン撮影には5,000円から3万円程度かかることが一般的です。歯型の採取には専用の機械を使用することが多く、その費用も含まれる場合があります。

治療計画の策定

次に、治療計画の策定が行われます。ここでは、歯科医師がレントゲンや歯型を基に、どのような治療が必要かを詳しく説明し、治療計画を立てます。この段階の費用は、歯科医院によって異なります。

マウスピース矯正の作成

治療が始まると、マウスピースの作成が行われます。ここで必要になるのは、マウスピースの作成費用です。通常、マウスピースは患者さま一人一人の歯に合わせて作成されるため、この費用が治療費の大部分を占めます。

費用は、部分矯正の場合で30万円~50万円ほど、全体矯正の場合で100万円ほどかかります。なお、この費用には、数回の調整や再調整が含まれている場合があります。金額だけではなく、どの範囲まで含まれているかを確認することが大切です。

進行状況の確認

その後、数週間に一度、治療の進行状況を確認するための通院が続きます。これには、1回あたり数千円から1万円程度の費用がかかります。通院頻度は、1〜3ヶ月に一度です。

保定装置の作成

治療の最終段階では、マウスピース矯正が完了した後に、保定装置を使って歯並びを維持します。保定装置の費用は、3万円から5万円程度が一般的です。

保定期間中も通院が必要で、1回あたり3,000円から5,000円程度かかるでしょう。通院頻度は3ヶ月に一度程度が一般的です。

マウスピース矯正で追加費用が発生するケース

マウスピース矯正前に治療しているイメージ

マウスピース矯正を進める中で、予想外の追加費用が発生する場合があります。これらの追加費用は、一般的な治療費用に含まれていないことが多いため、事前に確認しておきましょう。

以下に、追加費用が発生する代表的なケースを紹介します。

治療計画が変更になった場合

治療中、歯が想定外の動きをすることがあります。このような場合、治療計画を見直す必要があり、その際に追加費用が発生する可能性があります。

例えば、歯の移動が計画よりも遅れると、治療期間が延びるため、追加の通院や調整が必要になり費用が加算されることがあります。

マウスピースを再作成する場合

治療中に、マウスピースが破損したり、紛失したりすることがあります。このような場合、再製作が必要となり、その費用は治療費とは別に請求されることが一般的です。

マウスピース1セットの再製作には、数万円の費用がかかることが多いです。

保定装置を追加する場合

マウスピース矯正が完了した後、歯の位置を固定するために保定装置を使用する必要があります。歯列を変化させるものではないので、基本的に歯の移動が終わった後に作った保定装置を使い続けます。

しかし、マウスピースと同様に、保定装置を破損・紛失する方もいます。この場合、再作成に追加の費用が必要になるでしょう。

矯正前に治療が必要な場合

虫歯や歯周病など、口内の健康に問題がある場合、マウスピース矯正を開始する前に治療が必要になることがあります。この場合、マウスピース矯正の費用とは別に、治療費がかかります。

矯正の前の治療が高額になると、総合的な費用が大きく変わる可能性があります。

マウスピース矯正の費用負担を軽減する方法

マウスピース矯正の費用を抑えるデンタルローンのイメージ

マウスピース矯正は自費診療のため、費用が高額になりやすいですが、治療費の負担を軽減する方法もあります。ここでは、費用の負担を減らす方法を確認しましょう。

分割払いを利用する

多くのクリニックでは、治療費を一括で支払うことが難しい患者さまのために、分割払いを提供しています。分割払いは毎月一定額を支払う形態なので、初期費用を軽減することができます。

クレジットカードの分割払いや、デンタルローンを利用できる歯科医院もあります。治療費を少しずつ支払えるようになるので、まとまったお金を用意することが難しい場合に検討すると良いでしょう。

デンタルローンは歯科治療専用のローン制度で、通常のローンより低金利で利用できることが多いです。特に、高額な治療を受ける場合は、ローンを利用することで負担を分散できます。

ただし、手数料や金利がかかって総額が増加する可能性があることは注意しましょう。また、分割できる回数や金利はクリニックごとに異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

キャンペーンや割引を活用する

マウスピース矯正に対してキャンペーンや割引を行っていることがあります。特定の時期に新規患者を募集している場合や、紹介制度がある場合などは、割引価格で治療を受けられるかもしれません。

ホームページや広告などでキャンペーン情報をチェックし、タイミングを見て治療を開始することが、費用を軽減する一つの方法です。

複数の歯科医院を比較する

マウスピース矯正の治療費用は歯科医院ごとに異なるため、いくつかの医院で料金を比較することが重要です。診察料や治療費の相場を比較することで、同じ治療内容でも、より安く治療を受けられるかもしれません。

ただし、費用だけではなく、クリニックの評価や治療内容、設備なども考慮して選ぶことが重要です。

まとめ

マウスピース矯正で綺麗な歯並びとなって笑顔の女性

マウスピース矯正は、見た目が気にならず、快適に治療を受けることができるため、非常に人気のある歯列矯正の方法です。事前にどの程度の費用がかかるのかをしっかり把握しておくことが大切です。

マウスピース矯正にかかる費用は、治療開始時の診察や検査費用、マウスピースの作成費用、通院の際に発生する費用などが含まれます。部分矯正の場合で20万~50万円ほど、全体矯正の場合で80万~120万円ほどが目安でしょう。

マウスピース矯正を選択する際には、治療の流れや費用、可能な支払い方法などについてよく理解し、自分のライフスタイルに合った治療計画を立てることが大切です。適切な準備と情報収集を行いましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、横浜市泉区「立場駅」より徒歩1分にある歯医者「立場駅前歯医者・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、わかりやすい説明と精密でなるべく痛くない治療を提供することを意識しながら、さまざまな診療にあたっています。虫歯・歯周病治療や小児歯科、予防歯科だけでなく、矯正治療などにも力を入れています。

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